大阪大学大学院大阪大学・金沢大学・浜松医科大学
   連合小児発達学研究科 金沢校

こころの相互認知科学講座

発達障害市民ひろば ::::::::::::::::::::::::::::::

第57号 最新医学論文57

ラットの母親養育行動の脳内神経回路

Oxytocin-Dopamine Interactions Mediate Variations in Maternal
Behavior in the Rat

Dara K. Shahrokh,Tie-Yuan Zhang,Josie Diorio,Alain Gratton, and Michael J.Meaney

Endocrinology 151:2276-2286,2010


①内側眠視索野前(MPO)から腹側被蓋野(VTA)にドーパミンを伝達物質とする神経がある。
②VTAにはドーパミンを伝達物質とする神経があり、側坐核(NA)へのびている。
③NAにはギャバを神経伝達物質とする神経か腹側Pallidum(VP)核へ支配がのびている。
④VPが母親行動を引き起こす。
①~③までの神経を物理的に壊したり、科学的に拮抗剤を与えたりすると母親行動(子どもをなめて清潔にしたり(licking)なでたり(grooming))が止まることから、この神経回路があることがわかる。