第66号 最新医学論文66

妊娠中の血中オキシトシン濃度は産後うつの発症と相関する。


Plasma Oxytocin Concentration during Pregnancy is associated with Development of Postpartum Depression

Neuropsychopharmacology(2011)36,1886-1893

スイスのバーゼルで妊娠第3期(21~32週)の妊婦さんをTVなどを通して研究に参加してもらった。73人(平均年齢31歳)の対象者のうち、出産後2週間以内にうつを診断する問診票で、14人が産後うつの危険が高いと判断された。第30週および34週の血中オキシトシン濃度の全員の平均値は、8±49 pg/ml (±SD)であった。
うつを発症する危険の高いグループの人濃度が有意に低かった(85VS52)。
オキシトシンの血中への遊離を高めると、妊娠中の血中濃度が高い方がうつ発症を予防でき、うつによる母子関係の悪影響を軽減できることを示している。




大阪大学大学院大阪大学・金沢大学・浜松医科大学
   連合小児発達学研究科 金沢校

こころの相互認知科学講座

発達障害市民ひろば ::::::::::::::::::::::::::::::