ご挨拶
副研究科長
連合大学院金沢校は「こころの相互認知科学講座」を担当しており、子どものこころ、神経発達に関して広い視野と高度な専門性を兼ね備えた研究者、支援者を養成することを目指しています。5つの研究領域(社会認知生物学、コミュニケーション支援学、高次脳機能学、協調運動障害学および社会神経科学)が柔軟な連携関係を維持し、神経生物学から診断、治療、介入、療育支援にいたるまで、多面的に学ぶ環境が整っています。
連合大学院金沢校の大学院生の出身国、年齢、経歴は様々です。また、教員の出身学部、専門分野も多様です。これまで博士後期課程3年のみでしたが、令和6年度から博士前期課(修士)課程も設置され、研究・教育活動をより基礎的な段階から開始できるようにプログラムを工夫しているところです。今後も様々な大学院生、研究者の参加を得て、社会脳の国際研究拠点としての地歩を固めていく所存です。同時に、得られた研究成果を教育・支援の現場に還元できるよう、積極的に活動してまいります。
副研究科長 横山 茂
金沢は伝統工芸、食文化が発達した、歴史ある街です。四季を通じて自然環境も素晴らしく、冬の天候が一時良くないことを除けば、学究生活を送るのに恵まれていることは間違いありません。皆様と連合大学院金沢校にて共に学べることを楽しみにしております。子どものこころの問題に悩む人たちに手を差しのべる意欲に満ちた方々とともに切磋琢磨したいと思います。
2024年4月1日