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新着情報

棟居俊夫 副研究科長(金沢校)が"こころの病気を学ぶ"を出版しました。

 棟居特任教授は精神疾患をやさしく記述した「こころの病気を学ぶ」というタイトルのB5版、268ページの教科書のような本をシナジー社から2013年5月15日に出版しました。(定価2,800円)

 精神科領域を大部分網羅し、教科書と言うべきところだが、断定的で無機質な記述な連続ではない。各項目の意味するところが、授業中に話すように症例等を加えて丁寧に判りやすく書かれている。その意味でタイトルどおり自学自習できる(学べる)本と言えよう。こころの病気に関心のある学生、院生、医師はもちろん、精神科に関心のあるあらゆる職種の人に有用である。但し、こころの発達や子どものこころの歪みについての記述が約20頁ある。精神疾患全体の中の自閉症を理解するのに大変役立つ。自閉症スペクトラムを含む子どものこころの健康や病気についての同様な、丁寧な内容の次の早期出版を望むところである。